1 趣旨・目的
熊本県では、台湾大手半導体企業TSMCの進出により、今後、台湾との交流人口の増加や経済交流の活性化が期待されていること
から、熊本県商工会連合会においても、台北市進出口商業同業公会(IEAT)とMOUを締結(台湾と熊本の相互発展に向けた連携
令和5年3月)し、相互協力のもとで経済交流を行っていくこととしております。
そこで、この好機を活かし、熊本県内の中小企業・小規模事業者が、競争の激しい国内市場から、海外市場にも目を向けた更なる
販路開拓を図ることを目的として、「台湾への輸出支援事業」に参加する県内中小・小規模事業者を募集します。
*IEATとは…台湾最大の商業団体で、会員企業は現在6,500社余りに上る。その内訳は、製造業が1,300社弱、輸入業者が約3,500社となっており、台湾全土の主要都市に分布している。
2 支援内容
(1)輸出に向けた成分検査や資料作成、手続き等の支援
(2)台湾での商談会に向けた商品改良に係る支援
(3) 台湾での商談会の開催
(4)台湾でのテストマーケティング
*支援する商品(事業者)は、輸出商品審査会(8月上旬一次審査、9月中旬最終審査予定)で選定されます。
*支援が決定した商品については、必ず商品改良に向けた専門家による支援を受けること
3 対象者
熊本県内に本社及び事業所を有する熊本県内中小・小規模事業者
*支援対象商品に選定された後、台湾での商談会に向けたパッケージ等の商品改良に積極的に取り組む事業者(商品改良に係る
専門家による相談は必ず受けていただきます。)
*酒類に関しては、酒造業者に限る
*会社及び商品に関する情報を、迅速かつ正確に提供できる事業者
4 対象商品
(1)酒類(日本酒、焼酎、ワイン、クラフトビール等)
(2)食品加工品(牛肉エキス、馬肉エキスを含むものは除く)
(3)過去に本事業による輸出支援を受けた商品のうち、台湾輸出の商談が成立していないものであって、商談継続中ではない商品
(4)その他、食品以外の工芸品等(カトラリー、石鹸等)で本会が適当と認めたもの(食品以外の商品については、各種法令の輸出
規制があるため、事前に本会に相談すること)
*熊本県内で製造もしくは熊本県内の原材料を使用していること
*食肉加工品は輸出できません(エキス等含む)
*認定施設で屠畜された牛肉(精肉)に限り輸出可能
*食品については、半年以上の賞味期限または消費期限であること
*台湾で既に流通している商品は対象外
5 募集事業者数
上限なし
ただし、支援する事業者(商品)は、輸出支援商品審査会で選定する。1事業者2商品程度。
※ 輸出手続き支援商品数: 審査会で選定した12商品程度
6 申込みについて
必ず台湾への輸出支援事業における募集要項をご覧いただき、お申込みください。
(1)提出資料 ①申込書(商工会地区)、①申込書(商工会議所地区)
*記載方法がわからない部分は専門家派遣等を活用して書類を作成すること。
(2)提出期限 令和7年8月1日(金)
(3)提出先
・商工会地区の事業者は、最寄りの商工会へ
・商工会議所地区の事業者は、最寄りの商工会議所へ
(4)問い合わせ先
【事務局】 熊本県商工会連合会 経営支援課 担当:大澤・井手
TEL: 096-359-5594
FAX: 096-325-7640
e-mail: oosawa.takafumi@kumashoko.or.jp
7 申込及び事業の流れについて(申込書提出までのスケジュール)
(1)提出書類を支援機関(最寄りの商工会・商工会議所)へ提出 *令和7年8月1日〆
*提出書類作成に当たって、支援機関において、台湾輸出の留意点、不安や疑問等の
解消及び②SSSPシート商品規格書の書類作成サポート(専門家派遣活用)無料を活用
できます。早めにご相談ください。
(2)支援機関から、熊本県商工会連合会へ申込資料の提出 *令和7年8月8日〆
(3)輸出支援商品一次審査会(台湾輸出専門家等による書類審査)
↓ 一次審査を通過した商品を台湾へ発送
(4)輸出支援商品最終審査会(試飲・試食等を伴うバイヤーによる審査)
↓ 選定された事業者(商品)
(5)輸出手続き支援(負担金あり)
(6)商談会参加に向けた商品改良相談(2回予定)
(7)台湾での商談会や販売会
*チラシはこちら