大智禅師は、正応3年(1290)宇土郡長崎村(現不知火町)に生まれる。7歳にして出家、川尻大慈寺の寒厳義伊に師事。関東地方に修行、その後中国留学を経て、禅の奥義を極めて正中元年(1324)に帰国。その後北陸、九州の各地を巡って教化に努め、名声一世に高く僧俗の斉しく敬仰するところとなる。菊池武重に招かれ鳳儀山聖護寺を開いた。これより以後菊池氏の精神的支柱として重要な役割も担う。正平12年=延文2年(1357)菊池武澄により広福寺に移り、のち肥前高来郡の水月庵に隠栖し、正平21年(1366)77歳で入寂した。
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