徳川幕府の解体に伴い、武士としての特権や経済基盤を失った旧士族の救済方法として外征を主張した西郷隆盛は、征韓論に敗れ官職を辞して鹿児島に帰郷した。
これを機に西郷を慕う多くの鹿児島県出身の官僚・軍人も続々と帰郷。そこで西郷は彼らの組織化を図るため私学校を創るが、不穏な状況を恐れた政府は密偵を鹿児島に送ったり、鹿児島にあった武器爆弾をひそかに持ち出したりするなど、私学校側を刺激した。加えて西郷暗殺のうわさが流布。これに激怒した私学校生徒の弾薬庫襲撃を発端として、西郷を総大将とする薩軍が編成され、日本近代史上最大の内戦の火ぶたが切られた。 |
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